警備隊員だった僕がサーカスをやろうと思った理由

こんにちは。サーカス芸人のこうらです。

2026年9月20日に、横浜にぎわい座小ホール「野毛シャーレ」にて、第二回目となる「オレンジサーカスinヨコハマ」を開催します。

国内外で活躍するパフォーマー達が出演しますので、是非チェックして頂ければと思います

劇場で大道芸の公演を開催したい!

今回は、なぜ「オレンジサーカス」というイベントを開催しようと思ったのかを語っていきたいと思います。

※色々な経緯があるので長くなります

目次

プロパフォーマーを目指して警備会社を退職

僕は2022年、プロのサーカス芸人を目指し、勤めていた警備会社を退職しました。

退職した経緯についてはまた今度書こうと思います。


まずは主に東京都や神奈川県の屋外イベントで大道芸パフォーマンスの活動が中心でしたが、「いつかは海外に進出したい」という思いがありました。

海外に住んで、パフォーマンス中心の生活をする事に憧れがありました

パフォーマーになって一年目から海外に挑戦するのは流石に無謀だと思ったのと、当時コロナもちょっと残っていて海外に行くのは厳しかったので、まずは日本で生活の基盤を整える為の活動をしました。

アジア進出

コロナも落ち着いて、生活の基盤もある程度整ってきた2023年、ついに海外挑戦が始まります。

知り合いのパフォーマーに「今度マレーシア行くんだけど一緒に来ない?」と誘われて、まずはマレーシアでパフォーマンスをする事になりました。

いろいろな経緯があり、日本人が経営しているショッピングモールや、現地のパフォーマーに場所を借りて路上パフォーマンスに挑戦したりしました。

初の海外パフォーマンスは不安が多く、空港でバッテリーを没収されそうになったり、道がガタガタでスーツケースが壊れたり、色々とありましたが、現地の人にとっては大道芸というのがかなり珍しかったみたいで、想像以上に人が集まり、日本でパフォーマンスをする時以上の盛り上がりを作る事ができました。

マレーシアでのパフォーマンスで自信をつけたこうらは、次は台湾でのパフォーマンスに挑戦します。

元々台湾人ジャグラーの知り合いは何人かいたので、彼らに場所を紹介してもらい、台北の西門という所でパフォーマンスをさせてもらいました。

台湾の方はめちゃくちゃ良い人ばかりでパフォーマンスも盛り上げる事ができました。ジョージくん、レイレイさんありがとう

大道芸の本場イギリスへ

アジアでのパフォーマンスで自信を得て完全に調子に乗ったこうらがついにヨーロッパでのパフォーマンスに挑戦します。

この挑戦が僕のターニングポイントになります

いつものように練習していた時、たまたま同じ場所にいたパフォーマーの東雲ゴールドさんから「こうらさん、今度、イギリスで大道芸のイベントがあるんですけど良かったら一緒に行きませんか?」と誘われました

ちょっとだけ迷いましたが、大道芸やサーカスで活躍するならヨーロッパかカナダだろうと思っていたので、イギリスに行く事に決めました。

僕や東雲ゴールドさんが参加するイベントは、イギリスの北の方にあるスコットランドのエディンバラで行われる非常に大きなフェスティバルで、事前に登録すれば誰でもパフォーマンスができるというイベントなのです。

※エディンバラフリンジフェスティバル
世界三大演劇祭の一つ。フェスティバルの期間中は1ヶ月くらい街中の劇場でサーカスやミュージカル、コメディなどのショーがあちこちで行われており、それに便乗してストリートパフォーマンスも行われているというイベントなのだ

(ちなみに演劇祭がメインのイベントというのはエディンバラに着いてから別の人に聞いて知りました)

#それを先に言ってよ〜

ちなみに行きに羽田空港と成田空港を間違えてタクシー代3万円すっ飛んだのは良い思い出

調子に乗って痛い目に遭いました

そんなこんなで大きな荷物を持ってエディンバラに到着したこうらは、初のヨーロッパでのストリートパフォーマンスに挑戦します

フェスティバル開始の2日前にも関わらず非常に多くの人が街に集まっていました。

不安もありましたが、パフォーマンスを初めてみたらかなりのお客さんが集まり、正直日本でやっている時以上に盛り上げる事ができました。
イギリスの方々は日本よりもノリが良いなと思います

僕以外にもいろんなパフォーマー達が大道芸をやっていて、みんなめちゃくちゃ盛り上げていたのですが、そこで感じたのは

なんかみんな同じような芸をやっているな

という事です。

もちろん個性的な芸人さんもいましたが、ほとんどの大道芸人は、「とにかく喋ってお客さんをイジりまくって最後に高い一輪車に乗る」という日本でもよくありがちな内容だったのです。

日本でも、「とにかく人を集めてお金を稼ぐ」事を目的とするなら、そのようなテンプレートに沿って芸をやるのが一番の近道ではあったりするし、それ自体は別に何にも悪いとは思わないですけど、僕はそれをあまり面白いとは思えなかったし、イギリスに来てまでそれを追求する意味はないと思った。

衝撃的な出会い

そう思いつつもせっかく大道芸をしに来たんだし、物価も高いからお金を稼ぐ必要もあったので大道芸もやりつつ、周りではいろんな劇場でショーが行われていたので、合間にいろんなショーを見に行きました。

とんでもない身体能力をもったアフリカ人のサーカスや過激なコメディショー、エアリアル限定のサーカス、たくさんのショーを見ました。

中でも僕が好きだったのが、次々と凄いスキルを持ったパフォーマー達が次々と短時間で代わる代わる出てくる「ヴァリエテ」と呼ばれるスタイルのショーでした。

会場は円形のテント型で、客席数は200〜300くらいの小さな会場だったと思います。
その中心に、直径3メートルくらいの円形ステージがポツンとあるのです

入った時は「こんな小さなステージでサーカスができるのか」と正直思いました。

しかし、ショーが始まるとその小さなステージ上でジャグリング、コントーション、ポールダンス等のパフォーマー達が次々と凄い技を披露していくのです。

会場が小さい分、パフォーマーとの距離もめちゃくちゃ近くて本当に迫力がありました

あの衝撃は今でも忘れられません

そのうちの一つがこれ

そのショーを見て思ったのが

「こんなサーカスが日本にもあったら良いのにな」

ショーはめちゃくちゃ面白かったけど、彼らに負けないくらい凄いパフォーマーは日本にもたくさんいます。

最近は大道芸を観る機会は増えてきたけど、屋外大道芸よりもステージで輝くタイプのパフォーマーも多くいるんです。

ただ、日本でそのようなパフォーマー達が活躍できる場所は本当に少ない。


日本でこのようなサーカスを作る事ができたら、イギリスで見たあのサーカスにも負けないくらい凄いサーカスができるんじゃないかと思いました。

イギリスに来るまでの僕は
「海外でパフォーマンスをして生活したい」
という思いがあったのですが、逆にイギリスに来てからは

「ヨーロッパにあるサーカスを日本でも作りたい」

という思いに変わったのです。

そんなこんなで僕の地元横浜で「オレンジサーカス」という公演を開催する事になったのです。

次で2回目となるオレンジサーカスも、僕が本当に凄いと思うパフォーマー達を招待します。
もちろん僕も凄いショーができるように頑張ります

今のところは年に1回か2回の開催頻度ですが、いずれはこんなサーカスを毎日のようにできたら良いなと思っています。

そして、まだまだサーカスやパフォーマンスの馴染みが少ない地域の子供達にも夢と感動を届けていきたいと思っています。

本当に何年かかるかわかりませんし、簡単な事ではありませんが、応援してくれる皆さんと共に前に歩んでいきたいと思っています。
応援よろしくお願いします。


オレンジサーカスinヨコハマvol2
2026年9月20日
横浜にぎわい座小ホール野毛シャーレ
16時30分頃開演予定

出演者
こうきとこうら
スリービート
クラウンマイン
青宙ノート
Komatan
橋本あんず

チケットはLive pocketにて好評販売中!

ご購入はお早めに!

あわせて読みたい
劇場で大道芸の公演を開催したい!

是非お越しください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次